和香子の暮らし

小さく住まう、楽しく生きる

便利な都心での職住接近と災害リスク

住む場所と働く場所は近くにあったほうがQOLの質がかなりあがります。

  • 通勤時間が短いので疲れにくい
  • 仕事、勉強、趣味の時間がふえる
  • 災害の場合、すぐに帰宅できる

自宅近くに職場があると、体力を消耗せずに仕事に集中できるし、なにかあったらすぐに帰宅ができます。忘れ物などがあっても取りに帰ることができるし、なんといっても満員電車にゆられることもありません。

私も会社で働いていたときは、人混みの通勤が体力的につらく、しかも通勤自体が時間のむだのように感じられ、こんな環境から「脱出しなきゃ」と思っていました。

その後、年数がたち、夫婦で神奈川県に住んでいましたが、通勤電車がしんどいとのことで、勤務先があった都心に住むことにしました。

部屋は3LDKから1LDKとかなり狭くなりましたが、広さよりも時間のほうが大切です。このような決断ができたのも賃貸にしていたからこそ。このときほど賃貸にしておいて良かったと思ったことはありません。

いうまでもなく、これまでのライフスタイルが大きく変わりました。時間の余裕ができたことで投資を積極的にはじめたり、散歩がてらいろいろな場所にも行くことができ、情報やトレンドを肌で感じることができます。

ただ、リモートワークができるのであれば、住む場所はあまり関係ないですよね。それができない場合はやはり職住接近にしておいたほうがなにかと便利です。

2011年の東日本大震災のときは、夫が勤務先から徒歩で帰宅。職住接近にしておいて良かったと思いました。

とはいっても、これから心配なのは、やはり大都会で起こるかもしれない地震や水害などの災害です。そうなると職住接近どころではないので、そんなときは被害の少ない内陸の郊外に住んでいたほうが安全のように思います。

都心部を離れられない場合は、二拠点生活という方法もあります。都会でない地域に実家をお持ちの方は、人間関係をよくしておくとなにかと心強いかもしれません。

時代によって住む場所の価値観って変わると思うんですね。あと、どこに住んでいても結局は運次第というか・・大切なのは、いま自分でできる範囲で備えておくことだと思います。