和香子の暮らし

小さく住まう、楽しく生きる

愛着を持ち続けるためのアンティーク家具

30代の頃、アンティーク家具にはまり、いくつか購入したことがあります。

アンティーク家具を購入する際のポイントは、

  • 状態が良いものを選ぶこと
  • 圧迫感のない低めのサイズにしておくこと

古いといってもやはり気持ちよく使いたいので、衛生面で少しでも抵抗感があったり、どこか不安がある場合はやめておいたほうがいいです。(あくまでも私の感想ですが)

あとは、部屋になじむかどうか、衛生的に違和感があるかどうか。

愛着を持ちながら長く使い続けるためには、見ていて心地いい、気持ちいいのがポイントです。

デメリットとしては、経年変化のため、使い勝手があまりよくないこと。たとえば、収納棚の場合、開閉がスムーズでなかったり。

私の体験ですが、食器棚(水屋箪笥)を買って失敗したことがあります。それはあまりにも存在感がありすぎて、リビングルームになじまず・・あと、古いため衛生面が気になり、結局は買取に出すという結果になってしまいました。

ちょうど転勤があり引越しを控えていたため、購入したアンティーク店に連絡し買い取っていただきました。購入した価格の3分の1でしたが、廃棄するよりはずっとよかったと思います。

ただ、同じ頃に状態がよい米沢の衣装箪笥(桜紋が特徴)を購入したのですが、こちらのほうは今でも大切に使い続けています。リビングに置いているだけでも高級感があり、買ってよかったと思える家具のひとつとなりました。

とはいっても、引き出しの開閉に少しコツがいるので、実用性がいいかと言われればいまひとつ。なので頻繁に使わないもの、長期保管しておくものをこの箪笥の引き出しにいれています。

あと、英国アンティークのネストテーブル(入れ子3つ)。こちらは見て楽しむ観賞用だけではなく、毎日使っているので、お値段以上の働きをしてくれています。

kurashiorix.hatenablog.com

アンティークも普通の家具もそうですが、結局は「小さめの家具」が最後まで残っていることが多いです。

kurashiorix.hatenablog.com

アンティーク家具のよいところは、歴史を直に感じられること。当時の生活や伝統的な習慣がそのまま反映されて「家具」という形になっています。

100年前のものが目の前にあるという「わくわく感」。さまざまな歴史を経てもまだ存在しているという奇跡。

本や写真で見ていたとしても、目の前に実物がある、直接触れることができるのはやはりそれは特別なことで、まるでタイムスリップしているような感覚を持てるのはアンティーク家具最大のメリットだと思います。