和香子の暮らし

小さく住まう、楽しく生きる

東京都心タワーマンションでの人付き合い

今回は東京タワーマンション(以下タワマン)に住んでいたときの「人付き合い」について書いてみたいと思います。

玄関には表札がついていますが、名前を出している人はほとんどいません。また、隣近所の方とは何年も会わないということがよくありました。

会話といえば、エレベーター待ちのときにかんたんに挨拶をしたり、また軽く天気の話をすることが多かったです。

あいさつについて

エレベーター待ちのときには「こんにちは」とあいさつする方が多かったです。タワマンでは、こちらからあいさつをして無視されたり、嫌な顔をされたことは一度もありません。

ただ、スマホをみていたり、声をかけないでほしいという雰囲気のある人には何も話さないようにしていました。プライバシーを大切にしたい人もいるので、そこは場を察して判断するという感じです。

防災訓練や交流会

タワマンにはさまざまな人たちが住んでいます。もちろん日本人だけでなく外国人もいます。

住人が多く住んでいて、お付き合いが希薄になりがちですが、定期的に災害訓練や交流会がありました。

災害などが起きたときは、現実的にはすぐ近くの人たちとの助け合いが必要だし、そんなときは遠くの人より近くに住んでいる人が頼りになります。

なので、地縁のない人、土地に誰も知り合いがいない人は、このような防災訓練に参加しておいたほうがいいです。少しでも顔出しして覚えてもらうことは大切だと思います。

人間関係でのトラブルはなかった

私の場合、タワマンに住んでいた期間中は人間関係のトラブルに巻き込まれたというのは一度もありませんでした。隣人の騒音はありましたが、それでも平穏に暮らせていたのはタワマンだからこそかもしれません。

それよりも、以前住んでいた郊外の戸建住まいでのご近所さんとの付き合い方のほうがずっと大変でした。ゴミの隣組制度、地域のゴミ拾い、道の草刈り、回覧板の担当などご近所さんとのお付き合いにはかなり気を使っていました。

その点、タワマンにはそういった隣人からの直接的な干渉がなく、かなり住みやすかったです。

付かず離れず。人付き合いが面倒な人、挨拶するだけの人間関係がちょうどいいという人にとってはタワマンは心地いい住環境ですね。

*住人が多すぎるので、理事会の運営や将来の修繕など大変そうなので、賃貸のほうが気楽に住むことができると思います。

プライバシーには立ち入らない

マンション内でよい人間関係をキープするには、できれば簡単な挨拶ができるならしておくこと。ただ、プライバシーには立ち入らないように・・・。

たまにですが、「こんにちは」「おはようございます」と挨拶しても無視する人がいますが、それはあまり気にしなくていいと思います。ひょっとして、なにか事情があってあえてそのようにしているかもしれないからです。

タワマンに住む目的として「プライバシーを大切にしたい」という人がいます。そのためにマンションに住んでいるのに、あれこれ話しかけないでほしい、そっとしておいてほしい。そんなオーラが出ていたらスルーしてもなんら問題はありません。

ただ、私自身は日々の暮らしにおいて、人に会ったらあいさつするようにしています。なぜならあいさつをして失うものは何もないからです。

それにしても、あいさつについては個人の考え方がそれぞれありますよね。

ということで、今回はタワマンでの人との付き合い方についてお伝えしました。