今週のお題「大人になってから克服したもの」
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それはちらし寿司。
10歳のある日、熱を出して学校を休んでいました。
気分も悪くふらふら状態。
そんなときに夕食に出されたのがちらし寿司でした。
がんばって少し食べたのですが、胸がムカムカするばかり。
以来、ちらし寿司をみるたびにそのときを思い出し、苦手な食べ物となってしまったんです。
ところが、大人になり、とある寿司店での名物ちらしを食べて「おいしい」と感動し、それ以来、大好物となりました。
イメージも大きく変わり、ちらし寿司がまるで宝石箱。見て楽しみ、少しずつ味わいながら食べていく。という、わくわくとした食べ物に!
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子どもの頃に、無理に食べて苦手になった「ちらし寿司」。
それもたまたま体調がすぐれないときに食べたという理由で・・・
事情があって食べたくないときは、無理しなくていいと思うんですよね。
おいしいものを知らずに、長年すごすことになるかもしれないので、それこそ機会損失になり、もったいないです。
ということで、あのころのイメージとは全く違う「ちらし寿司」となったのでした。