ドラマ「地面師」で不動産犯罪のリアルに迫る

ネトフリで人気のドラマ、「地面師」をようやく見終えました。

このドラマで思い出されるのは、やはり2018年の積水ハウスの事件。ニュースでなんとなくわかっていても「どうやって?」と不思議だったのですが、ドラマをみてそのリアルさが想像できました。(以下少しネタバレあり)

広大な敷地(寺+屋敷)にひとりで住んでいる40代の尼さん。土地を売る気はまったくありません。ただ、やはりというか、立地がよいだけにあやしい地面師たちに狙われてしまいます。

いつか犯罪にまきこまれるリスクが高いにもかかわらず、こっそりと夜遊びをするなど、そのあたりの危機感がまったくありません。

歴史があるとはいえ、お寺の後継者がいないのなら早くその土地を売却、その莫大な資金の一部を株などに投資して、配当金をもらうほうがまだ安心して暮らせるのにと思ってしまいました。

あと、セキュリティのしっかりしている高級マンションに住めばいいですし・・土地に取り憑かれてしがみつくと不動産に敏感な人たちが寄ってくるだけです。

ドラマとしてはちょうどよい長さだと感じましたが、グロテスクな場面になると気分が悪くなるのでそこは早送りしてしまいました。

不動産関連ということで見ましたが、多くの暴力&パワハラのシーンはきつかった。特に最終話を就寝前に見てしまったためになかなか眠れませんでした。

それにしても、土地も建物もなにかと管理が大変そうです。

あと、大きな不動産を相続する人はある程度の知識はあったほうがいいですね。そのあたりは自覚して不動産の関連資格をとっておくなど、身を守るためのリスク回避はしておいたほうがよいと感じました。

土地も不動産もあっていいなと思いがちですが、「なんでもほどほどに」が気楽でよさそうです。