老後のために準備しておきたい株の銘柄選びのポイント

長い老後生活、少ない年金で細々と暮らす。ほとんどの人が将来の年金だけでは不十分だと気づいています。

そのためには、株式投資で優待および配当金をもらい生活の足しにする。そんな老後のための準備を今からしておきたいということで、わたしもすでに始めています。

銘柄選びのポイント

  1. 生活に役立つ株主優待
  2. 配当利回りが高い銘柄

1または2であること。もちろん両方あるとベスト。なぜそのような銘柄選びをするかというと、「暴落時に耐えられる」から。

日々の生活に密着しているような優待や高配当株だと「ま、このまま持っておこっか」ってなりやすいんですよね。

なのでわたしは相場に関しては悲観的で、すでに「相場が悪くなることを想定」し、あえてそのような選び方をしています。そのほうがショックが少なくてすむので・・

そもそも長期保有なので、相場の上げ下げにはあまり興味がないというのが正直なところです。そのためには余剰資金で投資するのが大前提。これがないと暴落時にはメンタル的にきついです。あと、高値で買うのは避けたいところですが、これが一番むずかしい。

日本に住んでいる→日本株をうまく使う

いま、空前の米国株ブームとなっています。ただ、日本に住んでいるのなら自分の生活圏で役立ちそうな銘柄を選び、配当と株主優待をいただきながら投資をするほうが賢明だと思うんですよね。

投資の一部を日本株にしてお得な優待をゲットする。実際の暮らしに関係している企業、そしてその企業とのなんらかのつながり(配当、優待など)を持ちながら生活する。

せっかく日本に住んでいる人しかもらえない特典だというのに、それをしないなんてもったいないです。老後になっても、このような形で社会や経済とずっと繋がり続けていくことができます。

そんな老後を意識した「銘柄選び」を今から準備しておいて、あとはほったらかしでいいと思います。

たとえば、高島屋 (8233)。私にとって普段の生活に役に立っている株主優待のひとつです。理由は、

  • いつでも10%オフで買える
  • 店舗でもオンラインでも株主優待と友の会の併用ができる
  • 展示会に無料で何度でも入場できる

J・フロントリテイリング(大丸松坂屋)の株も持っていますが、こちらは株主優待と友の会の併用は不可なんですよね。なのでオンラインでは高島屋のほうを利用しています。

あと、高島屋の展示会は質の良いものが多く、これも楽しみのひとつとなっています。無料で何度でも入場できるのはすごいことで、以前には3回も入場したことがありました。

ということで、生活に役立っている株だとお得に暮らすことができる一例として紹介しました。もちろん、高島屋の株を推奨しているわけではありませんのでご了承ください。

日常生活に必要なもの、あれば便利なもの。その中で自分がいいなと思っている会社の株をもち、配当および優待をいただく。

生活に密着している銘柄を選ぶと、お得感が得られるし買い物が楽しくなります。それにマネーや経済の話題を通じて世の中の動きにも敏感にもなります。

もちろん株価がマイナスになることがありますが、売却しない限りは所詮は「架空の数字」。余剰資金でしているのなら、そのままほったらかしの長期保有だととにかく楽ちん。

もともとめんどくさがりなので、株であれこれ神経すり減らしたくないし、細かいマーケットチェックで時間を無駄に過ごしたくない。

もちろん保有したくない企業は売却、損切りしてでもさよならです。

ただ、暴落がきてもいつかは結局は上がっていることが多いので、一喜一憂しないのはすごく大切だとつくづくそう思います。

とはいっても長期保有のあいだにポートフォリオがマイナスになり、結局はそれに耐えられるかどうか・・(ここで余剰資金が重要になってきます)

以上、わたしの株についての考えを書いてみました。

★投資をはじめた頃に購入した書籍★